反省会

作品のキャプションにダラダラ書くのはなんだか粋じゃない気がしたのでこっちに。


前々から描きたいとは思っていたものの、経験値や勇気やその他諸々が足りずこれまではトップレス程度で甘んじていましたが、今回は一念発起してリビドー全開でえろい絵に挑戦してみました。
全体的な雰囲気としては、所期に意図したものを表現できたかなとは思います。なんかこうアンダーグラウンドで怪しげなショーをやってる見世物小屋風とでも云いましょうか。ただ、男の躰を描くのを断念した結果チンコだけが浮いてるという冷静に見ると珍妙な絵になってしまっていますが。
当初は男の躰もちゃんと描くつもりではいたのですが、女体を描いてからではどうもモチベーションが上がらず、でもなんとかテキトウにやって誤魔化せないかとぐにぐにやっていたのですが、やっぱり無理だったので浮遊チンコになってしまいました。
最初に全体をイメージして構図、背景、その他を考えて描き始めないとどこかで破綻してしまうんですね。
まず自分が描きたいものを描いて取り敢えず満足して、そのあと他の部分を付け足しているぼくは、本当に「木を見て森を見ず」なんだなあということを痛いほど思い知らされている格好です。
絵に限らず、いろんなことでぼくは「木を見て森を見ず」なんです。


最初のデータ作成日時が2012年12月17日とあるので、約20日ですか・・・・時間掛かりすぎです。まあ実働時間はその1/3か1/4くらいだと思いますけど。
一枚描くことで得られる技術や経験なんかも次の一枚までのスパンが飛んでしまうことでほとんど失われて、結局次の一枚が出来上がる頃には前回の水準と同レベルかどうかっていうところな気がしてなりません。まるで進歩していない・・・・・・。
やっぱり描き上げるスピードを上げないと駄目だなあ・・・・・・って、これいつも云っているよーな。


さて、チンコはこれまでも描いてみようと思ったことはあったのですが、造形がどうも上手く行かず諦めていたもののひとつでして、今回も難儀していたのですがpixivの参考資料眺めたり描いたり消したりアレコレこねくり回していたら最終的に結構立派な出で立ちに仕上がりました。血管を描くことで説得力がグンと増しますね。あれ描くの楽しい。
そして両手に竿握ってるからにはやっぱりぶっかけ差分欲しいよねと思い、pixivでブクマしてあった複数の汁の描き方講座を参考にしつつ、我流でやってみました。当然の事ながらちゃんと描かれているものと比べるべくもないお粗末なものですが、すごくテキトウにやった割にはそれなりに見えるもんだなと我が事ながら感心しました。講座的なものを描いてみようかとも思いましたが需要ないし恥を晒すだけのような気がしたので思いとどまりました。まあ、気が向いたら作るかも知れませんが。
あと、陰毛は「職人が一本一本丁寧に・・・」とか思いながら一本一本シュッシュッと描いてるのが本当に楽しかったです。


一番の問題は線画です。やたら時間を掛けている割に残念なものしか出来上がらないのは本当にどうにかしたいのですが、前例主義と云いましょうか、消しゴムで形を整える今のやり方から全く脱却できていません。いやまあ脱却する努力をしようとしなければできないのは当然なんですが・・・・。一本の線を引くことへの恐怖心が未だに拭いきれません。
作業時間の過半を線画こねくりまわすのに費やしているというのは、恐らくお絵描きのセオリーとしては大きな間違いであるということは自覚しています。配信で線3:色7くらいの割合だよとコメントを戴いた記憶があります。たぶんぼく線7:色3くらいです。
線画を描くスピードが上がったら全体として掛ける時間もグンと短縮されるので、やはり線画の効率化と抜本的な改革は避けて通れません。
ワンストロークで一本の線を描けるようになりたいなあ。


そういえば今回は久し振りに版権キャラ以外を描いた気がします。まあ朱理を銀髪エルフ耳にしただけなような気もしないでもないですが・・・・。


あと、割とどうでもいいタイトルの意味ですが、全く思い浮かばなくてうんうん唸りながら自分のブクマタグ眺めてたら思いつきました。
БТでボテ、ドイツ語の11(elf、読みはそのままエルフ)で、なんだかソ連の快速戦車っぽい感じに。


さて・・・・・・次は何を描きましょうか――。